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建築実例 WORKS

Iさん邸


メインイメージ

冬もぽかぽか快適に過ごせる、暖炉を中心としたLD。暖炉のすっと延びた煙突から家中に温もりが伝わる

親世帯、子世帯のどちらも満足できる優しくて快適な暮らしを楽しめる家
サブイメージ

 三世代同居の大家族に、妹夫婦も子ども連れでよく顔を出し、いつも賑やかなIさん邸。間取りは、1階が祖母の部屋と共用部分で、2階が他の家族の居室になっている。「何より考えたのは、両親と祖母が暮らしやすいこと」と言う通り、1階は段差をなくし、祖母の居室は玄関と水回りに近い位置に。車椅子での生活になった時のことを考えて、トイレなども広く取ってある。また、暖炉を据えたLDは開放的な吹き抜けにし、みんなが自然と集まれる雰囲気を演出。居室を二階にまとめたのも、それぞれの存在を身近に感じられる工夫だ。さらに、主婦の動線を優先した効率的なキッチンや、大家族の食卓を預かる大容量の食品庫など、使い勝手も抜群。この細やかな配慮も、Iさん家族の笑顔の暮らしに繋がっている。

私たちが希望した3つのこと
Iさん邸の場合/夫婦・両親・祖母・弟
  • POINT1 「家族の人数に合わせた部屋数」

    6人の大所帯でもプライベートは確保したかったので、それぞれに個室がある6LDKの間取りにしたい

  • POINT2 「リビングの暖炉と床暖房」

    家族が集まるリビングには暖炉と床暖房を設置。家事を担う母親のことを考え、台所にも床暖房を入れたい

  • POINT3 「来客時に広く使えるリビング」

    親戚が集まる機会が多いため、リビングの横に和室を配置し、来客時には続き間として使えるようにしたい

建物データ
見取り図
延床面積
206.91㎡(約62.59坪)
床面積
1F 113.71㎡(約34.39坪)
2F 93.20㎡(約28.19坪)
土地面積
670.00㎡(約202.00坪)
設計期間
約3ヶ月
工事期間
約4ヶ月
スタッフコメント
藤崎秀俊

一級建築士 藤崎秀俊 大家族のIさん邸は、三世代の女性達が一緒に家事を楽しめる、異世代が仲良く交流できる家として提案しています。お客様のご希望を叶えるデザインにプラスした中庭の癒し空間を、家族で楽しんでもらいたいと思います。

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